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【志布志防災X】第16回 記録的な豪雨から命を守るために~ハザードマップを確認しましょう~
千葉県で記録的な豪雨が発生しました
先週の8月13日から14日にかけて、千葉県で記録的な大雨が降りました。道路が水に浸かって車の中に閉じ込められるなどの被害が相次ぎ、8月18日現在、13名の方が亡くなるという大きな災害となりました。
千葉市中央区では、12時間でなんと348ミリもの雨が降り、これは観測が始まって以来、最も多い雨量でした。
原因は「線状降水帯」です
今回の大雨の原因は、「線状降水帯(せんじょうこうすいたい)」 と呼ばれる現象です。
線状降水帯とは、積乱雲が次々と発生し、上空の風に流されながら細長い帯のように連なって、長い時間にわたって同じ場所に大雨を降らせる現象です。
なぜ予測が難しいのか?
実は、線状降水帯がなぜ発生するのか、そのしくみはまだ完全にはわかっていません。
それには、次のような理由があります。
・線状降水帯をつくる積乱雲は、一つひとつの大きさが、数キロから十数キロ程度しかなく、天気予報に使う「スーパーコンピューター」で計算するには小さすぎる。
・積乱雲の寿命は長くても約1時間程度と非常に短く、それも予測を難しくしています。 など
今年の5月29日からは、線状降水帯について「直前予測」も発表されるようになりました。しかし今回は、「半日前予測」も「直前予測」も発表されないまま、突然「発生」が発表される状況になってしまいました。
「自らの命は自らで守る」ことが大切です
志布志市では、「防災意識を高めよう!」というテーマで出前講座を行っており、今年度は「新しい防災気象情報」を中心にお話ししています。その中で必ずお伝えしていることがあります。
それは、「自らの命は自らで守る」ということです。
「危険な場所から避難する」という判断をして、実際に避難するのはあなた自身です。市から「避難指示」が出ていなくても、自分で危険を感じたら避難することが、命を守ることにつながります。
避難が必要なのはどんな人?
| 災害の種類 | 避難が必要な方 |
|---|---|
| 土砂災害 | 土砂災害警戒区域内にお住まいの方 |
| 河川の氾濫・大雨 | 浸水想定区域内にお住まいの方 |
| 共通 | 今いる場所が危険だと感じる方 |
逆に、安全な場所にいる方は、無理に避難する必要はありません。移動中に危険にさらされる場合もあるからです。
今すぐハザードマップを確認しましょう!
いざ災害が起きそうになってからハザードマップを確認していては、間に合わないことがあります。
だからこそ、普段から次のことを確認しておきましょう。
・自宅や学校、よく行く場所は危険な場所かどうか
・ハザードマップで色が塗られている場所かどうか
・どんな危険(土砂崩れ・洪水など)があるのか
なお、新しい防災気象情報では、「レベル」や「色」を使って、誰でも危険度をわかりやすく判断できるようになっています。ぜひ覚えておいてください。
志布志市でハザードマップを確認する方法
(1)紙のハザードマップ:市役所各庁舎窓口でお受け取りいただけます。
(2)スマートフォン・パソコン
・市ホームページ内 「しぶしる<外部リンク>」
・「災害救援マップ<外部リンク>」
スマートフォンをお持ちの方は、ぜひこの機会に確認してみてください。
大切な家族や友人にも教えてあげましょう!
これまでの志布志防災Xは、以下のリンクから確認できます。
気象防災アドバイザー・気象予報士 黒川晃






