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【志布志防災X】第18回 雷の大きな音はなぜ?雷ナウキャストの活用を!
「ゴロゴロゴロ……!」
雷が鳴ると、思わず身をすくめてしまいますね。ところで、雷はなぜあれほど大きな音を出すのでしょうか?「カミナリ様が太鼓を打ち鳴らしているから?」「雲と雲がぶつかっているから?」もちろん、そうではありません。雷の大きな音の正体は、空気の激しい振動です。雷が発生するとき、雷雲の中にたまった電気が一気に流れる「放電」が起こります。このとき、雷の通り道の周りは、約1万℃という非常に高い温度になります。空気は急激に熱せられると、一気に膨張します。その急激な膨張によって、周りの空気が強く押され、衝撃波が発生します。この衝撃波が空気の振動となって私たちの耳に届いたものが、雷の「ゴロゴロ」という大きな音なのです。
雷から身を守るには?
雷は、海や平野、山など、場所を選ばずに落ちる可能性があります。特に注意したいのが、広く開けた場所や、高い場所です。例えば、グラウンド、ゴルフ場、屋外プール、海岸、堤防などでは、周りに高いものがないため、人に雷が落ちる危険性が高くなります。また、山頂や尾根なども危険です。雷の音が聞こえたら、「まだ遠いから大丈夫」と考えず、できるだけ早く安全な場所へ避難することが大切です。
比較的安全な場所

次のような場所は、雷から身を守るための安全な空間になります。
〇鉄筋コンクリートの建物の中 〇自動車の中(オープンカーを除く) 〇バスや電車の中 〇木造建築の中
建物の中に避難した場合も、さらに安全にするため、電気器具や天井、壁から1メートル以上離れるようにしましょう。
「雷ナウキャスト」を活用しよう
雷から身を守るためには、雷が発生しそうな場所を早めに知ることも重要です。そこで活用したいのが、気象庁が提供している「雷ナウキャスト」です。雷ナウキャストは、雷の激しさや雷が発生する可能性を、1キロメートル四方の細かさで解析し、10分から60分先まで予測しています。情報は10分ごとに更新されます。外出や屋外での活動を予定しているときは、雷ナウキャストを確認して、雷の危険が高まってきたら早めに安全な場所へ避難しましょう。
雷ナウキャストリンク<外部リンク>
これまでの志布志防災Xは、以下のリンクから確認できます。
気象防災アドバイザー・気象予報士 黒川晃






